1. はじめに
積みエースとして採用した「HB振りマジカルフレイム+ちょうのまいウルガモス」が、物理・特殊どちらのアタッカーに対しても非常に強く大活躍したため、育成論としてまとめました。
物理アタッカー相手には「おにび」と特性「ほのおのからだ」によるやけど付与(攻撃半減)で対応し、特殊アタッカー相手には「マジカルフレイム」と「ちょうのまい」でダメージレースを有利に進めます。
先に積み技を展開できていれば、タイプ相性が不利な相手にも打ち勝つことができ、「サザンドラ+メタグロス+アシレーヌ」や「ウォッシュロトム」「カバルドン」「マスカーニャ」などが組み込まれた並びも1体で完封することが可能です。
M-3を最終136位で終えたパーティにも採用していますので、構築記事も併せて読んでいただけると嬉しいです。

2. 型紹介と採用理由
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
| 実数値 (努力値) | 190 (30) | 72(-) | 115 (30) | 155 | 125 | 138 (6+) |
| 調整 意図 | 偶数 | – | なるべく高く | – | – | 1舞で最速ミミロップ抜き |
特性:ほのおのからだ
持ち物:オボンのみ
技:
- マジカルフレイム
- ギガドレイン
- ちょうのまい
- おにび
HPの調整: 「ステルスロック」のダメージを受けた際に「オボンのみ」が発動するよう偶数に調整し総合耐久を高めています。
採用理由と運用方法
M-3における当パーティのMVPであり、サイクル戦で有利な対面を作り、「ちょうのまい」を積んだり、物理アタッカーにやけどを負わせて機能停止させたりして、そのまま全抜きを狙うエース型です。
対物理には防御(B)への努力値振りと「おにび」、対特殊には「ちょうのまい」と「マジカルフレイム」を採用することで、広範囲の相手を起点にして展開することができます。
高速回復技である「あさのひざし」は採用していませんが、水・地面タイプへの打点となる「ギガドレイン」を採用することで、ダメージを与えながら回復できるため、回復ソースに困る場面は意外と少なかったです。
この技構成により、メタグロス、ルカリオ、マスカーニャ、アシレーヌ、カバルドン、ウォッシュロトム、ギルガルドなど、炎・草の技範囲が通る相手には有利に立ち回れました。ただし、相手のパーティにドラゴンタイプや炎タイプが合わせて2体以上いる場合は、選出を控えるようにしています。
持ち物とその他の技候補
持ち物は「オボンのみ」を採用しています。「たべのこし」も候補に挙がりますが、「ステルスロック」を撒かれた際のリカバリーが効きやすい点が優秀です。また、発動するまで相手に持ち物を悟られないため、相手のプレイングに負荷をかけるという意味でも「オボンのみ」が強力に機能しました。
その他の技候補としては、さらなる火力アップが期待できる「ほのおのまい」、持久戦に強くなる「あさのひざし」、メガギャラドスやマフォクシー、サザンドラとの打ち合いを想定した「むしのさざめき」などが挙げられます。
立ち回りの小技として、パーティ全体で「スカーフマスカーニャ」を強く誘う構成になっているため、相手の攻撃に合わせて後出しし、特性の「ほのおのからだ」でやけどを狙うプレイングも非常に有効でした。
3. ダメージ計算
与ダメ
マジカルフレイム
| 防御側 努力値 | ダメージ割合 | 確定数 |
| メガメタグロスH2 | 65.0%~77.7% | 確定2発 1積みで乱数1発(75.0%) |
| メガルカリオH2 | 99.3%~118.4% | 乱数1発(87.5%) |
| マスカーニャH2 (変幻自在で等倍) | 47.7%~56.9% | 乱数2発(84.0%) 1積みで確定2発 |
| ギルガルド(シールド) H32 | 50.3%~58.7% | 確定2発 |
ギガドレイン
| 防御側 努力値 | ダメージ割合 | 確定数 |
| アシレーヌH32 | 35.3%~41.7% | オボン込み乱数3発(0.1%) 2積みでオボン込み確定2発 |
| ウォッシュロトムH32 | 44.6%~53.5% | オボン込み乱数2発(9.0%) 1積みでオボン込み確定2発 |
| カバルドンH32D2 | 43.7%~52.1% | オボン込み乱数2発(2.3%) 1積みでオボン込み確定2発 |
被ダメ
物理
| 攻撃側 努力値 技 | ダメージ割合 | 確定数 |
| メガメタグロスA32+ サイコファング | 62.1%~73.2% | オボン込み乱数2発(98.4%) サイコファング+バレパン確定耐え |
| ガブリアスA32+ がんせきふうじ | 82.1%~98.9% | オボン込み確定2発 |
特殊
| 攻撃側 努力値 技 | ダメージ割合 | 確定数 |
| ウォッシュロトムC0 ハイドロポンプ | 1積みで44.2%~53.7% | オボン込み乱数2発(4.7%) ちょうのまい→ギガドレイン2発で処理可能 |
| アシレーヌC32+ うたかたのアリア | 1積みで56.8%~67.4% | オボン込み乱数2発(37.1%) ちょうのまいに合わせて後出しされた場面、さらにちょうのまい→ギガドレイン2発で処理可能 |
4. おわりに
ウルガモスは『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の頃からの推しポケモンだったので、今回の環境でしっかりと活躍させることができて嬉しかったです。
多くの試合で全抜きのエースとして活躍できるポテンシャルを秘めたポケモンですので、皆様もぜひ使ってみてください。